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見本市来場者がブースへ向かうきっかけ

ドイツ見本市協会の統計に興味深いものがありましたので、
ご紹介しますね。

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「来場者は何を判断要因にして、ブース訪問を決めているか?」

情報ソース:AUMA Publication / Grafiken Fachbesucher-Analyse






ドイツ国内49の見本市で合計4,219名の来場者に、
足を運んでみようと思うブースはどういうきっかけで決めているのかについて
インタビューした結果です’(複数回答)。

1番多かったのが、
すでに取引関係のなりたっている出展社のブースだから(42%)、

2番目が
今後取引関係を結ぶ可能性の高い出展社だから(30%)、

3番 出展社からの文書での招待レター(24%)

4番 出展社から送られてきたカタログ、業務案内を見て(16%)

5番 出展社からの電話での案内(14%)

6番 ネット上の広告(12%)

7番 プレス記事(11%)

8番 出展社から送られてきた無料入場券(10%)

の順でした。

この統計から見えてくるのは、

1.来場者の半数以上が、以前からコミュニケーションをとっている企業のブース訪問が
見本市来場の主目的となっている。

2.来場者は、見本市会場にやってくる前に多くの情報を得て、その中からある程度の
目星をつけてから会場にやってくる。

3.無料入場券よりも、ニーズにフィットした心の伝わってくるアプローチが効果的、

といった点ではないでしょうか。

見本市の場合、ブースのデザイン、位置等に心を配る出展社の方は多いと思いますが、
この統計を見ると、それよりも(もちろんデザイン・ロケーションも大切ですが)

見本市開催前からのターゲット市場へのアプローチ、コミュニケーション

が非常に大切であることがわかります。

弊社でお手伝いをさせていただいた企業様にも、
ブースの位置をあえて人通りが少ない場所を選び、
その一方でお得意様、これからお得意様になっていただきたいお客様に
的確な案内、ブース内でのホスピタリティを提供することで、
大盛況のブースづくり、その後のご成約面でも大きく成功されたケースがあります。

そして、見本市前からのコミュニケーションも、一般的な広告よりもDMのようにパーソナル・ダイレクトな方法の方が効果的です。

日本からご出展される場合、特にこれからどんどん新しいお客様を開拓していかれだい、
という段階の企業様にとって、この見本市前プロモーションはなかなかご苦労の多い点だと
思います。

弊社では欧州・ドイツ現地でのネットワークを最大限に生かし、見本市ご出展の前後にわたる継続的なプロモーション活動でご好評をいただいております。

見本市来場者ともっと距離を近づけたい、という企業様、どうぞお気軽に
ask@ensemblau.com まで、またはこちらのフォームよりお問合せ下さい。
by ensemblau | 2007-03-27 20:39

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