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ラディソンのサプライズ

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ラディソンフランクフルトのオープニングパーティにご招待いただきました。
写真は、厨房で働く人々、ではなくパーティ風景です。

招待状にホテルのどの会場で行われるのかが明記されていなかったので、
到着してからバンケット案内をみたりキョロキョロしていると、スタッフが近づいてきて、
「オープニングパーティの招待者ですか?」と確認。
ああ、レストランが会場なのね、と案内してくれる彼についていくと、そのままレストランを
通り過ぎて、厨房へ。 

ドアが開くと「Welcome!」
コートを預けるとシャンパンとエプロンを渡され、
「今日はここ 厨房がパーティ会場です。どうぞごゆっくり。」

メインのお料理は、自分で素材を選んで料理できるようになっています。
招待された皆さん、嬉々として厨房を歩き回ったり、得意そうにラムを焼いているちょっとエラそうな男性、シーフードをグリルして汗だくの人、楽しいサプライズです。
厨房のお手伝いをさせていただいて、ちょっとつまみ食いをしているような気分。

この企画、オープニングにピッタリですね。
まず、オープンしたてのホテルの悩みのひとつである、従業員の教育がいきわたっているかどうか、の点をクリアできます。
総勢100名ほどのゲストでしたが、まだチームとしてしっかり機能していないスタッフ達には100名のゲストにでさえ、いろいろ不手際が出る可能性があります。それがゲストが自分で料理してサーブするのですから問題なし。

それに厨房でお料理していると、まるで自分のホテルのような気がしてきて、不思議に愛着がわいてきました。

さらに新しいホテルならではのピカピカな厨房。これは逆に歴史あるホテルには難しいことかもしれません。
仕事上 打合せの時点で厨房に入れていただくこともあるのですが、どんなに清潔にしていても匂いや設備のくたびれ具合など、外部の者としては気になってしまうことがあります。
厨房にお客様を案内できるのは新設ホテルならではのアイディアですね。このアイディア、新しくオープンするレストラン等にも応用できそうです。

個人的には、仕事の後に大急ぎで帰宅、留守番家族のために台所に立ってからパーティに向かうと、なんと会場は厨房!もう料理はいいよ・・・という気持ちではあったのですが、そういうのはマイノリティ、皆さんとっても満足げでした。このラディソン、場所的にメッセ以外には少し厳しいかな・・・という見方が大勢だったのですが、こういうキラッとしたアイディアで良いイメージを勝ち取りそうです。

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使ったエプロンもお土産に。
by ensemblau | 2005-11-17 19:43

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