2010年 08月 26日
タイムリーな広告
ここのところドイツで大きな議論になっていることのひとつが、
Googleのストリートビュー論争。
遅ればせながらドイツでも、Googleが今年末に主要都市
でのストリートビューを開始する計画が発表されましたが、
それに対するプライバシー保護の観点からの反対が生まれ、
メディアや最近は各政党が見解を示すなど、Google曰く、
ヨーロッパの他の国ではこんなことないのに・・・という状況。
以前、ビデオのアップロード状況についてドイツ、フランス、
米国の比較調査を請け負わさせていただいたことがあるの
ですが、その時にも、ドイツは、プライベートの映像を一般
公開するケースが目立って少なかったのです。
ドイツ人のプライバシーに対する厳しい姿勢が伝わってきます。
と、このGoogle ストリートビュー論争を逆手にとった広告が。
メッセージの意味は、
「(ストリートビューなんかに頼るより)ドイツの街並みを見るなら、自分自身で
見る方がいいですよ、Sixtのお手頃なレンタカーをどうぞ」
車の上には、ストリートビュー撮影用カメラがついています。
この論争が盛り上がったのは、ドイツの夏休み明けの先週で、今週にはもう
この広告が出ていました。
Sixtは、こうしたタイムリー広告が得意なようで、例えば、
今年の6月は猛暑で、ドイツの新幹線のエアコンが壊れてしまい、熱中症等
で乗客数名が病院に運ばれた、という状況だったのですが、その時の広告
「Sixtのレンタカーにはエアコンがついてます!頭を冷やして賢い選択を」
そして、4月にはアイスランドの火山噴火で飛行機が1週間飛ばない、という
状況がありましたが、その時も、まだ飛行機が運航再開となる前にこの広告
「火山灰で大変ですから飛行機はやめましょう!Sixtならお得です」
どちらも、人が困っていることに対するブラックジョークの匂いもしますが、
でも、あまりにタイムリーなので思わず注目してしまう広告でした。
Googleのストリートビュー論争。
遅ればせながらドイツでも、Googleが今年末に主要都市
でのストリートビューを開始する計画が発表されましたが、
それに対するプライバシー保護の観点からの反対が生まれ、
メディアや最近は各政党が見解を示すなど、Google曰く、
ヨーロッパの他の国ではこんなことないのに・・・という状況。
以前、ビデオのアップロード状況についてドイツ、フランス、
米国の比較調査を請け負わさせていただいたことがあるの
ですが、その時にも、ドイツは、プライベートの映像を一般
公開するケースが目立って少なかったのです。
ドイツ人のプライバシーに対する厳しい姿勢が伝わってきます。
と、このGoogle ストリートビュー論争を逆手にとった広告が。
メッセージの意味は、
「(ストリートビューなんかに頼るより)ドイツの街並みを見るなら、自分自身で
見る方がいいですよ、Sixtのお手頃なレンタカーをどうぞ」
車の上には、ストリートビュー撮影用カメラがついています。
この論争が盛り上がったのは、ドイツの夏休み明けの先週で、今週にはもう
この広告が出ていました。
Sixtは、こうしたタイムリー広告が得意なようで、例えば、
今年の6月は猛暑で、ドイツの新幹線のエアコンが壊れてしまい、熱中症等
で乗客数名が病院に運ばれた、という状況だったのですが、その時の広告
「Sixtのレンタカーにはエアコンがついてます!頭を冷やして賢い選択を」
そして、4月にはアイスランドの火山噴火で飛行機が1週間飛ばない、という
状況がありましたが、その時も、まだ飛行機が運航再開となる前にこの広告
「火山灰で大変ですから飛行機はやめましょう!Sixtならお得です」
どちらも、人が困っていることに対するブラックジョークの匂いもしますが、
でも、あまりにタイムリーなので思わず注目してしまう広告でした。
by ensemblau
| 2010-08-26 21:42